まず、これはあくまでも私個人的な考え方ですので、ご理解頂けたらと思います。
私は手術室に入り、手術に立会い、お客様の手術室での様子をこの目で見てきました。(入る事が出来ない場合、出来ない病院もございます。)皆様が手術と真剣に向き合って、必死に戦って、手術室で手術台に横になっている時の表情、麻酔をかけられる時の顔、そして無事に手術を終え戻ってきた時の顔を見ていて、そんな姿をパシャパシャ写真を撮ったりなど、私は、そんな気持ちにはとてもじゃないけどなれません。
しかし、皆様が、海外で手術をするという事をとても不安に思っている事も麻酔がかかってから自分が何をされるのか?見れるなら見たいと思う気持ちも理解しております。
今回、写真を提供してくれた方とも相談し、私自身も本当によく考え、真剣に考えている方のみ手術中の様子の写真をお見せしようと決めました。悪用は絶対にしないで下さい。
コピーや転載なども一切お断り申し上げます。
万が一、発見した場合は対処させて頂きます。ご理解頂きたく思います。
それではよろしくお願い致します。
私とケットも別の入り口から入り、着替えて悠真の元へ。ギリギリまで悠真の傍にいました。
腕や足や頭を固定しどんどん様々な器具が付けれていき、麻酔科医からそろそろ麻酔かけるよと。私は麻酔科医に、OKの合図を出し悠真は眠りにつきました。
酸素マスクからも睡眠薬・麻酔薬が出ます。同時に点滴から麻酔薬が注入されます。点滴からの薬が冷たく痛いと感じる方もいるかもしれません。麻酔が完全に掛かったと確認が出来たら、人工呼吸しながら、口の中(喉の奥の器官)へ気管内挿管チューブを挿入し、首の前方に気管があり、そのすぐ後ろに食道があります。気管は肺に繋がっています。目が覚めている状態では、気管内挿管チューブを挿入する事は、とても苦しく大変ですが、眠られた状態で行いますので痛みも何もありません。その後は、この管を通して人工呼吸を行い、それと同時に麻酔ガスと麻酔薬を注入していますので、全身麻酔中に途中で目が覚める事はありません。麻酔中は麻酔科医が常駐し皆様の血圧、心拍数、体温などを調節してくれます。そして、手術が終わりに近づくと徐々に麻酔ガスの濃度を下げていきます。そして手術が完全に終了したら、麻酔ガスを止め人工呼吸を続けながら、皆さんが自分で呼吸をし呼びかけに反応(ここの記憶もほとんどない場合が多いです)するまで待ち、自分で十分呼吸でき呼びかけに反応したら、口の管を抜きます。どうしても細い器官に管を入れているので術後、喉が痛くタンが絡み血が混ざっている場合がありますが、徐々に良くなっていきますので心配はいりません。
ガモン先生のチームの方々が続々と手術室の中へ入ってきました。手術室の空気が一気に変わりました。
まだマスクを付けていないガモン先生は、私の目を見てニコッとした後、真剣な顔をし黙って頷きました。
そして、アカラデ先生も私の肩をポンポンと叩き黙って頷きました。
私はこの方々を信じて待つ事しか出来ません。そう。待つ事しか出来ないのです。
ガモン先生の指示のもと、手術に向けての準備と最終確認がどんどん進んでいきます。
皆様が手術室に入ってから、このような流れで手術は進んでいきます。
手術が終わったら手術室横のリカバリール-ムへと移動をし、しばらくそこで休んでもらい安定後、入院病棟へと移動します。
コピーや転載、悪用などは、一切ご遠慮下さい。
よろしくお願い致します。
医療観光VISAを取得して個人手配で手術を希望される皆様へ https://t.co/AtkQ4Tm6j9 #ガモン病院 #医療観光VISA #coe取得 #タイ入国 #タイ大使館 #特別便 #メディカルツーリスト #個人手配 #アテンドなし #AHQ #iskbangkok #タイ医療観光
— Ikkun (ISK BKK) (@IskBangkok) 2020年9月23日