乳腺摘出(U字型切開)と子宮卵巣摘出(開腹)の手術を受けました。
様々なアテンド会社のブログやサイトや
GIDの方の意見を見たり知人から話を聞いたりしていたのですが、ISKさんのブログで利用された方の感想、ブログから伝わる矢野さんとケットさんの人柄を見てここなら信頼できると思っていたところ、アテンド料金改定の記事を見てISKさんにお願いすることに決めました。
渡航前は矢野さんとメールでやり取りをし、必要な物や注意点など丁寧に説明してくださいました。
7月10日(1日目)
初めての海外なので緊張していましたが、ケットさんがご飯買いますか?と聞いてくださったり病院へ向かう車の中でも寒くないですか?と笑顔で話しかけて下さり、気さくで明るい方だなぁととても安心できました。
病院に到着してケットさんから部屋の説明を聞き、4時間ほど部屋でゆっくり過ごしました。
顔を洗って写真を撮ってから、診断書提出と書類の記入、血圧測定、血液検査、レントゲン撮影、エコー撮影をしました。
それからガモン先生に胸を見てもらい、部屋に戻って矢野さんから手術のリスクなど説明を受けながら書類にサイン。
矢野さんを初めて見た時は正直、少し怖そうだなと思ったのですが話してみるととても優しく
真面目で熱心な印象を受けました。
術前には、代わりに彼女に連絡しておこうか?と気を遣ってくださいました。
浣腸と剃毛をしてシャワーを浴び、病院の服に着替えて車椅子で手術室へ。
矢野さんが「術後に痛い?って聞かれた時は痛くても我慢できる痛みなら痛くないと答えた方がいい。痛み止めを追加されて回復が遅くなる」と教えてくださいました。
麻酔が効くまでケットさんが隣に居てくださり、目が覚めた時には手術が終わっていました。
事前に聞いていた吐き気などの合併症は見られませんでしたが、寝ている間に下から大量に出血してしまい再度オペを受けました。
目が覚めると出血は止まっており痛みもほとんど無く普段通り喋ることもできました。
術後は寒くて震えると聞いていたのですが全然寒くなかったです、とケットさんに話すと、まだ意識が戻っていない時にブルブル震えていたそうです(笑)
元々あまり水分を摂らないので喉が渇いたという感覚はありませんでしたが、痰(血?)が絡む感じがありました。
7月11日(2日目)
目が覚めて体に繋がっている管を見て、やっと手術をしたんだなという実感が湧きました。
顔と体を拭き、乳頭と開腹した部分の消毒をしていただきました。
朝ご飯…たまごと野菜のスープ
昼ご飯…たまごのお粥
デザート…ロールケーキと野菜ジュース
日本人向けに味付けをしてくださっているのか、全て口に合っていてとても美味しかったです。
時々ケットさんが部屋に来て、暗い方が好きですと言うとカーテンを閉めてくださったりテレビを付けてDVDを見せてくださったり取ってほしい物はありますか?と気を遣ってくださいました。
7月12日(3日目)
朝ご飯…肉と野菜のお粥
デザート…ロールケーキと野菜ジュース
14時頃から胸のドレーン、左手甲の点滴、尿
カテーテルを抜きました。
ドレーンを抜く時が一番痛いと聞いており、かなり緊張して身構えていたのですが僕は全く痛くなく、尿
カテーテルを抜く時の方が痛かったです。
ケットさんと廊下を少し歩き、看護師さんにシャンプーと清拭をしていただきました。
尿
カテーテルを抜いたので自分でトイレが出来るようになりましたが、お腹の中の傷が痛む感じがありました。
7月13日(4日目)
朝ご飯…病院食
デザート…コーヒー味のロールケーキと果物のジュース
16時頃からケットさんと廊下を歩き、看護師さんに洗髪、清拭をしていただきました。
胸の痛みは全くありませんがお腹の傷が痛く、スムーズに立ったり座ったり歩いたりすることができません。排泄の際もお腹が痛みます。
お腹の痛みでなかなか眠れず、朝4時頃にやっと寝付くことができました。
7月14日(5日目)
朝ご飯…たまごのお粥
デザート…コーヒー味とチョコ味のロールケーキと
ミニッツメイドのオレンジ
夜ご飯…カツカレー、サラダ、味噌汁
ケットさんにできるだけ寝ずに椅子に座ったり歩いたりしてねと言われたので、部屋の中を歩いて回ったりソファーに座ったり机でご飯を食べたりして極力ベッドの上以外で過ごしました。
矢野さんに朝まで寝れないですと話すと「
睡眠薬飲んだ方がいいね。しっかり寝たほうが傷の治りが早いから」と教えてくださり、
睡眠薬をいただきました。
お陰でいつもより3時間ほど早く寝付くことができました。ありがとうございます。
7月15日(6日目)
朝ご飯…たまごと海藻のスープ
夜ご飯…持参したもの
先生に傷の状態を見ていただき、無事に退院することが出来ました。
ホテルは5日間過ごした部屋と同じ階にある部屋でしたが、1人部屋にしては広く綺麗でダブルベッドもあり、快適に過ごすことができました。
7月16日(7日目)
朝ご飯…病院食
昼ご飯…持参したもの
晩ご飯…コンビニ
夕方からケットさんと初めて外に出て、
セブンイレブンで晩ごはんを買いました。
タイのドライバーは日本と比べて歩行者への配慮があまり無いので近くのコンビニに行くだけでヒヤヒヤするのですが、ケットさんは「タイ人は自分(中心)だから。危ないよ」と、ずっと周りを見て僕を誘導してくれました。
7月17日(8日目)
朝ご飯…病院食
昼ご飯…MBKのフードコートにて
晩ご飯…コンビニのご飯
最終日は大型ショッピングモールMBKへ買い物へ。かなりの量のお土産を買い込んだのですが、僕ともう一人一緒に行った方の分のお土産をケットさんが全て持ってくれました。
ガモン病院に戻り抜糸、消毒をしていただきました。
抜糸はかなり痛いイメージがあり、矢野さんが痛くないから大丈夫だよと言ってくださっていたのですが、乳頭の感覚が無いため本当に痛みが全くありませんでした。
最終日は時間が押してしまい少しバタバタしたのですが、忙しい中ケットさんが僕のご飯を買いに行ってくれたり、動作や歩くのが速い僕を見て「痛くなるからゆっくりね。」と言ってくださり、最後まで優しくしてくださいました。
【手術を終え、僕が個人的に思ったこと】
・術後は胃に優しいものしか食べれないだろうと思いお粥とパックのご飯とスープと味噌汁しか持参しなかったのですが、何故かいつも以上に食欲があったので
カップ麺やお菓子など持って来ればよかったと後悔しました。お米ばかりだとかなり飽きます。
・矢野さんから、早く回復させるために水を1日に最低でもペットボトル4本(2ℓ)飲んでください。と言われ
ポカリスエットの粉末を入れて飲んでいたのですが、持参した4袋あっという間に無くなり足りなくなってしまったので、7〜8袋は持って行った方が良かったなと思いました。
・看護師さんは「痛い」「おなら」「うんち」など簡単な日本語以外は基本的に英語で話しかけてくださるのですが、僕は英語が殆ど話せないので、ケットさんが居ない時は翻訳アプリがとても役に立ちました。
【最後に】
アテンド料取らないのに、、と言うと語弊があるかもしれませんが、利益ではなく体のことを一番に考えてくださり、矢野さんもケットさんも忙しいはずなのに一切手を抜かず、良心的すぎて申し訳なくなるほど最初から最後までしっかりサポートしてくれました。
観光にも連れて行って下さり、術前も術後も何一つ不自由することなく、安心して楽しく過ごすことが出来ました。
僕は他のアテンド会社を利用したことはありませんが他のアテンド会社を利用した知人の話を聞いたりして、こんなに丁寧で親身になってくれるのはISKさんだけだと思いました。
手術結果も大変満足しております。
ISKさんにお願いして本当に良かったです。
これからタイでオペをする予定の友人に薦めます。
本当にありがとうございました。