ldaさんからのご感想 - ISK Bangkokのブログ

私は、手術を受ける6ヵ月前にISKに初めて手術について伺うために連絡を取りました。

数多くある、アテンド会社の中から、何故ISKを選んだのか。

それは、ウェブサイトのアテンド料金についてに記された
「お金の行方が明確で、安くなるので、パッケージ料金にしていない」「帰国後の相談、アフターケア」・・・といった文言でした。これらから、信用のできる会社であろう印象を抱きました。

その後、何度も何度も連絡を重ね、ISKにお願いする事を決めました。

ikkunの仕事の大変さを知っていたら、あんなに頻繁に些細な事で連絡を取らなかったのに・・・、と今反省しています。

私はSRSの他、豊胸、FFSを4種と、合計6つの手術を2回に分けて受けました。

まずは、SRSと豊胸ですが、ikkunが「麻酔を入れるから、手が痛く感じるかもしれない。酸素だから、これ、吸って」という声を、手術台の上で聞いたと思ったら、次の瞬間、手術は終わっており、暗い部屋の中で横になっていました。体を少し動かし、生きていることを実感し、「お腹が減ったな」と思いました。自室に運ばれ、徐々に意識がはっきりするにつれて、体の痛みを激しく感じました。SRSよりも、豊胸の部分が尋常でなく痛く、手も体も全く動かせない状態でした。

それでも、朝食が運ばれてくると、必死に食べました。お腹が空いていたこと以上に、食べて栄養を摂らないと傷の治りが遅くなるのが分かっていたので。術後、初めて食事は卵入りのお粥でした。タイで沢山の美味しい料理を食べたけれど、このお粥が一番美味しかったと思います。

ベッドで寝たきりで過ごす5日間は本当に辛いです。本も沢山持ってきたのに、読む気になれず、パソコンには痛くて手が届かず、DVDを見ていても腰が痛くて集中できず、時計とにらめっこしても、全然時間が経たなくて、一日が非常に長く、何日分にも感じました。

そんな中での楽しみは、食事とスタッフとのちょっとしたやり取りでした。いつも、「Good morning,sweety!」と言って食事を運んできてくれるスタッフ、「サワッディーカー」と合掌して部屋に入ってきて、「Bye Bye」と手を振って出ていく清掃スタッフ、にこやかに話しかけてきてくれるナースらと、タイ語も英語も満足に話せないながらも交わすコミュニケーションの瞬間が嬉しかったです。
そして、毎食の食事と3時のおやつが待ち遠しかったです。日本人向けに、やよい軒の日本風料理のデリバリーが多くありましたが、せっかくタイにいるのだからと思い、ISKのスタッフにタイ料理は選べないの相談しました。SRSから一週間経って、FFSを受け、暫くしてからは昼と夜は毎食タイ料理を買って来てもらっていました。お陰で、病院から全く出られなくても、パッタイ、ガパオ、カオマンガイ、グリーンカレー・・・などなど、タイ料理を満喫出来た気分です。

事前にはあまり気にしていなかったけれど、非常に大きかったのが、ikkunかKetさんが必ず毎日来てくれる事でした。大事な時は必ずいてくれる。

夜中でも、困ったことがあってikkunに連絡すると、すぐに対応して下さいました。

二人とも365日、24時間休みなしなのではないかという大変さですが、本当に心強く、頼りになる存在でした。お二人がいつもそばにいてくれたから、辛い手術も、不安なく耐えることが出来たように感じます。

手術は辛いです。
術後しばらくの辛さは筆舌に尽くし難いです。全てを自分でやらなければならない帰国してからが大変です。手術部位は痛いし、眩暈と息切れで少し歩くのも困難です。元のように動けるのはいつやら分かりません。

でも、私は、こうして望み通りの手術を受けられたことを非常に満足しています。

これで女性になれる訳では無いこと分かっていますが、一歩前進できたように思います。私は自分自身が女性ではないことを嫌と言うほど知ってしまっているため、今後も自身を女性であると思うことも、女性になれることもないのかもしれません。それでも、だからこそ、自らの醜さに甘んじ、止まることなく、少しでも女性に近づけるよう、努力していきたいと思います。

この度、直感と縁に導かれ、ISKを選び、手術を受けサポートをして頂けたことを本当に幸運に思い、心から感謝しております。ありがとうございました。