ガモンホスピタルでSRS手術（腹腔鏡術、U字+）を受けました。
職場の繋がりでISKさんを紹介して頂き金銭面の事や行く前行った後のやりとりの事など含めお話を聞き、実際にいっくんとLINEでやりとりをし、ISKさんに決めました。
忘れてしまうと思い、その日感じたことをメモっていたので1日ごとにいきます。
1日目
タイに到着し、スワンナプーム空港には防護服の人が沢山いて不安でしたが出たところでいっくんと会えて、安心しました！病院に着き、簡単な質問に答えて、ケットといっくんから色々な説明をしてもらって、病室へ案内してもらいました！この瞬間から隔離が始まり、この日は特にすることもなく病室の綺麗さに見惚れてご飯とシャワーをすまし寝ました。
2日目
pcr検査をし、いっくんとケットが用意してくれたDVDなどを見て過ごしました。個人的な感想で、この日亜人をみたのですが結構グロくて「これよりは痛くないだろうな」と思って手術の心構えが出来ました！痛いのが怖い方、おすすめです！
3日目 手術当日
昨日の検査結果が陰性だったので、朝7時までに朝ごはんのお粥を食べ、断食に入りました。その後12時くらいから簡単な検査と浣腸をしました。14時頃から手術が始まりました。手術が終わり、病室に入るまで何度か起きた記憶がありますが、痛みや寒さは感じませんでした。
4日目
1日寝たきりで、看護師さんに体を拭いて消毒してもらい、血圧、体温を測りました。朝昼はお水とポカリスエット、夜ご飯にスープが出ました。手術前日に亜人を観ていたからか、想像よりも痛みは軽く、僕は全然耐えられる程でした。（個人差があると思います）胸は動いたり腕を上げようとすると痛いですが下腹部のいたみはほとんどありませんでした。ただ、やはり消毒の時は傷口を触るので少し痛かったです。
5日目
この日の食事は、朝スープ、昼流動食、夜がお粥でした。昼過ぎにベッドから出て歩くことができ、尿カテーテルが取れました。ベッドから出て自由に歩けることとカテーテルが取れたことにとても喜びを感じました！
6日目
術後はお水を沢山飲む、沢山歩く、オナラをする、体から毒素を抜くために沢山おしっこする、うんちする、が日々の目標でした。お昼に素麺が出て徐々に食事が通常に戻って行きました。素麺が運ばれてきた時は久しぶりの固形物が嬉し過ぎて感動しました。ドレーンの出口と胸のバンドを止めるテープの跡がとにかく痒かったです。
7日目
再度pcr検査をし、検査結果陰性。この日もドレーンの出口とテープのところが凄く痒い！って感じでした。
8日目
ついにドレーンが取れました！とてもスッキリしました。ドレーンを抜く時、人によって痛いと聞いていたので超ビビっていたのですが胸の中を這いながらチューブが出てくる感じで痛くはなかったです。テープの痒みは続きます。
9日目
待ち侘びたシャワーに入りました！とてもスッキリしました😌テープ痒い
10日目
胸の抜糸をしました！そしてこの日にお腹の傷口に張っていたテープがとれました。胸は消毒後テープとガーゼとバンドをしてもらいました！
11日目
胸の抜糸から24時間経ったので、防水テープなしで触らないように気にしつつシャワーを浴びました。キモチィー😌その後の胸はガーゼ無しでテープを傷口に貼ってもらい、バンドを巻いてもらいました。渡航前からホルモン注射を控えていたのでこの日初めてホットフラッシュっぽい症状が出ました。
12日目
この日は昨日の夜から全然眠れず、ホルモンバランスの崩れからくる更年期障害の症状なのか、気分が上がらず何もする気が起きなかったので、病室で1人ダラダラ過ごしました。
13日目
胸の傷を見てもらい、大丈夫とのことなのでテープを外しました！心配性なので隙間があるところにだけ一応テープをつけてもらって、バンドも巻いてもらいました。
14日目
朝昼晩食べて毎日の検温、YouTubeやDVDを観る1日でした。
15日目
退院前日のpcr検査をしました！もうこの頃には棒を突っ込まれるのにも慣れてきました！
16日目
昨日の検査結果が陰性だったので退院しました！やっと外に出られる〜！本当に外に出るの楽しみにしてたから嬉しかった！でも隔離中ずっとお世話してくれた看護師さん達とお別れするのは少し寂しかった、、、
退院後
退院当日から3日間はケットといっくんに色々な場所に連れてってもらい、タイを満喫しました！
退院当日の夜は同じ日程で渡航していたM君とS君と3人で焼肉へ行き、色々な話をして凄く楽しかったです！たまたま同じ日程で、2人と出会えて本当に良かった！
モールの中のお店や屋台など、コロナのためやっていないお店が沢山ありましたが、ケットといっくんが色んな所に連れて行ってくれたのでとても楽しかったです！
渡航前にいっくんから、「コロナの関係で自分達も病室に入れなくなってしまい、16日間1人になってしまう事と、それが想像以上に精神的に辛いと思う」と伝えられた時、「そうなんですね、、わかりました、、。それでも行きます。」と口では言っていたものの、正直心の中では『大丈夫！何とかなる！』と軽く考えていました。これが実際大丈夫ではありましたが、でもそれは自分のメンタルの強さとかではなく、いっくんとケットが色々用意してくださったり電話してくださったり、2人の心の温かさのおかげでした。何もかもが初めてで言葉も通じない隔離生活、もし本当に1人だったら乗り越えられていなかったと思います。帰りの飛行機に向かう時、ガラス越しに2人が最後まで見送ってくれました。お別れした後、「本当はもっとしてあげたい事が沢山あったのに悲しいね。とケットと話していたところでした。」といっくんがLINEで教えてくれましたが、入院中も退院後も沢山サポートして頂いて何よりその2人の気持ちで最初から最後までずーっと胸がいっぱいでした。沢山の方にこの熱量を注ぎ込めるのは本当に凄い事だし簡単な事ではないと思います。沢山の人に愛されているだろうなと思いましたし、現に僕自身この2週間弱の短期間で2人のことが大好きになりましたし、絶対にまた2人に会いに行くという目標もできました！ISKさんにお願いして良かったです。本当にありがとうございました！！
個人的感想
手術を迷ってる人に対して絶対的に手術をした方が良いとは思いませんが、僕は今回タイで手術を受けて本当によかったと思っています。それは念願の手術をする事ができた事もそうですが、沢山の人との出会いや渡航前の手術に向けての準備から日本に帰ってくるまで、今までに無かった経験が沢山でき、全てがとても良い経験になりました。
この先も「性同一性障害で良かった」なんて思う日は絶対にこないだろうけど、性同一性障害だったからこそ得られた経験や出会いがあり、今の自分があると思っています。
ガモン先生に手術をしてもらって人生が変わる訳ではなく、この経験を経てこの先自分がどう自分を生きて行くかが重要だと思いました。
実際に手術を受けられた方々の目線で、タイはどんな所なのか？手術を受けて実際どうだったのか？更に弊社のサポートを少しでも知って頂けたらと思います。お客様からの貴重なご感想を通じ、弊社は日々改善にも努めて参ります。ご協力ありがとうございます。※手術を推奨しているわけではございません。ISK Bangkok CO.,LTD.
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ガモン病院からSRS手術など各手術・術前検査の大幅値上げのお知らせです。最近、何度も値上げを繰り返しているガモン病院ですが、また値上げとなります。尚、今回の値上げは既にご予約されている方も含め全員が対象との事です。(弊社からご連絡している方は除く)
— Ikkun 🇹🇭ISK Bangkok🇹🇭 (@IskBangkok) January 26, 2023
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